病院の給水設備でレジオネラ/アメリカ
ワシントン州スポケーン市の病院の給水設備でレジオネラ属菌が見つかり、これまでに3人の患者がレジオネラ症と診断された。
最初の2人はそれぞれ1月と3月に診断されたが、ともに高齢者で免疫力が低く、しばしば通院していた。病院がレジオネラ属菌の検査を実施することを決めたのは、3人目の感染者が出た後で、CDC(米国疾病予防管理センター)に通報した。
CDCは先週、検査を実施するため病院を訪れ、給水設備での予備検査の結果は陽性の結果が出た。それ以降、病院は患者にシャワーの使用、手洗いを禁じ、ボトル飲料水を提供している。病院は全ての水タンクを洗浄して菌を除去し、高濃度塩素により水を消毒している。
最初の患者は死亡したが、病院はレジオネラ症によるものではないとしている。