尾道市入浴施設でレジオネラ症発生 3人入院/広島
2021年(令和3年)12月18日(土)付けRCC中国放送は、広島県尾道市の入浴施設で肺炎などを引き起こすレジオネラ菌が検出され利用した3人の男性が入院している、と伝えた。
県や尾道市によると尾道市平原にある「尾道平原温泉ぽっぽの湯」の露天風呂の浴槽水から基準値を超えるレジオネラ菌が検出されたという。
今月3日から16日にかけて県内外の医療機関から50代から70代の男性4人のレジオネラ症の発生届があった。
4人は先月23日から今月6日までの間にこの入浴施設を利用していたことから調査が行われた。
4人のうち3人が入院しているが、重症者はいないという。
「尾道平原温泉ぽっぽの湯」は営業停止命令を受ける前の9日から尾道市からの要請にしたがって営業を自粛していて、尾道市は「8日までに施設を利用した人で咳や高熱など症状がみられた場合は早めに医療機関を受診するよう」呼びかけているとのこと。