スポーツクラブ消毒の薬剤で塩素ガス発生か 児童ら21人のどに痛み/滋賀
2021年(令和3年)11月16日(火)付け京都新聞は、大津市打出浜の大津イトマンスポーツクラブで10月、プールを利用していた小学生から高校生計21人がのどの痛みや息苦しさなどを訴え、うち1人が入院していたことが16日、分かった。隣接するジャグジーの消毒作業に用いた薬剤の影響で二酸化塩素ガスが発生したとみて、市保健所が調べている、と伝えた。
同クラブによると、10月28日、2階ジャクジーからレジオネラ菌が検出されたため、二酸化塩素剤を使用して消毒したところ、プールを使用していた児童や生徒がのどの痛みなどを訴えた。入院した利用者は既に退院したという。
市保健所は同29日に立ち入り調査を実施し、薬剤使用により二酸化塩素ガスが発生したとみて、使用方法に問題がなかったか調べているという。
同クラブの濱田和哉所長は「薬剤に対する知識を深め、再発防止に努めたい」としているとのこと。