甲府の温泉でレジオネラ菌 南部市民センター内/山梨
2021年(令和3年)10月16日(土)付け山梨日日新聞は、甲府市は15日、南部市民センター内の温泉施設から、国の基準値を超えるレジオネラ菌が検出されたとして、施設の利用を休止した。再開時期は未定、と伝えた。
市協働推進課によると、9月29日に業者が定例の水質検査を行ったところ、10月14日に結果が判明。施設内にある四つの浴室のうち、三つの浴室から基準値以上のレジオネラ菌が検出されたという。15日から利用を休止。浴槽や配管などの清掃、消毒を行い、水質を再検査した上で利用を再開するという。
市はレジオネラ菌の潜伏期間が最大10日間あることから、5日以降に利用した40人に対して、個別連絡して健康状態を確認していく。現時点で健康被害の問い合わせはないという。