レジオネラ属菌、再検査も基準値超え 唐津のおうち天徳の湯、休館続く/佐賀
2021年(令和3年)10月8日(金)付け佐賀新聞は、水質基準を超えたレジオネラ属菌の検出で休館中の唐津市相知町の「おうち天徳の湯」に関して、唐津市は7日、再検査でも基準値を上回る結果だったことを市のウェブサイトで公表した、と伝えた。前回8月の検査で基準値以下だった大浴場でも、検出された。市は当面の間休館を続けるという。
再検査では、大浴場のほか、男湯と女湯の薬湯風呂で最大5倍のレジオネラ属菌が見つかった。前回の検査では大浴場は基準値以下で、薬湯風呂などで基準値から最大7倍の菌が検出されていた。市は対策として、すべての浴槽と湯を送る管を薬品などで洗浄していたという。再度検出された原因は分かっておらず、市の担当者は「まずは設備の老朽化などにも原因がないか調査し、対応策を考えたい」と話す。
施設は8月20日以降休館していて、現時点で健康被害の届けはないとのこと。