あかしや荘の再開、27日に決定 小坂町/秋田
2021年(令和3年)10月6日(金)の鹿角きりたんぽFMは、去年レジオネラ菌が検出され、改修が行われてきた小坂町の入浴機能をもつ福祉施設「老人憩いの家あかしや荘」の再開日が、今月27日に決まった、と伝えた。
この施設は去年6月の定期検査で、基準値を上回るレジオネラ菌が検出され、休業していたという。
町は調査の結果、源泉の使用の継続が極めて困難とみるいっぽう、再開を望む町民や議会の声を受け、沸かした湯で運営する再開を決め、改修を進めていた。今回の改修では、ボイラーなどの設備のほか、浴室のタイルが張り替えられたという。
また、足が不自由な高齢者などに配慮し、二つある和室のうち一つがフローリングになり、いすで休めるようになっている。改修が先月末で終了し、検査などを経て、町は再開日を今月27日に決めた。入浴料は、以前の一般350円、60歳以上170円、小中学生150円がすえおかれているという。
また営業日と営業時間もこれまでと同じで、定休日の火曜を除く、午前10時から午後7時まで。
あかしや荘は13年前のオープンで、入浴施設はだれでも利用でき、町によると利用者は一日平均で、賃貸住宅の住民を中心に70人ほどたったとのこと。