神奈川の保育園水道水、基準290倍の細菌…園児ら5人が下痢などで欠席/神奈川
2021年(令和3年)9月16日(木)付け読売新聞は、神奈川県鎌倉市は15日、市立腰越保育園の水道水から基準の290倍の一般細菌が検出されたと発表した、と伝えた。6~10日には園児4人、職員1人の計5人が下痢で欠席するなどしたが、いずれも軽症で、因果関係は不明という。市は発生源を調べているという。
市保育課によると、市が委託した業者が8月23日に園屋上のタンクの清掃と検査用の水を採取。さびがまじったような水が出たため、園では水道の利用を中止したが、今月2日に水の変色が収まったとして、3日から利用を再開していたという。
水質検査は採水翌日の8月24日から始まり、市は今月13日、基準を大幅に超える一般細菌の検出を把握したという。園は14日から、給食などに使う水はペットボトルの市販品で対応しているとのこと。