ゆぽか でレジオネラ菌検出・鶴岡/山形
2021年(令和3年)8月4日(水)付け山形新聞は、鶴岡市は3日、やまぶし温泉ゆぽかの男子内湯から基準値を超えるレジオネラ属菌が検出されたため、入浴営業を当面自粛すると発表した、と伝えた。レジオネラ症を発症した男性1人が同施設を利用していたことから、県庄内保健所が先月27日に行った水質検査の結果、判明したという。
市羽黒庁舎産業建設課によると、患者は男性1人のみで、同施設で検出されたレジオネラ属菌との因果関係は不明。検査結果が判明した3日午後3時から入浴営業を取りやめており、再発防止策と浴場全体の衛生管理の再点検を進める。自粛期間は1週間以上かかる見通し。売店と食堂は営業を続けるが、売店は時間を短縮するという。
レジオネラ属菌の潜伏期間は2~10日で、肺炎などの重症化につながる恐れもあるとして、同課は施設利用者に対し、体調不良を感じた場合の同課への連絡と医療機関での早めの受診を呼び掛けているとのこと。