工事ミスで食品会社に汚水が流入、水道局と市が賠償へ/鳥取
2021年(令和3年)7月5日(月)付け山陰中央新報は、米子市水道局は5日、境港市の下水道工事で、確認ミスが原因の水道管の破損事故を起こし、近くの企業に対し、局と境港市で損害賠償金487万円を支払う方針を明らかにした。汚水被害を与えたため、と伝えた。
市議会都市経済委員会で説明した。水道局は境港市内の水道業務を受託している。説明によると今年3月、境港市が進めた下水道工事で、掘削作業中に土が崩れて水道管を破損させたという。
水道局と境港市の担当者による事前協議で、並行する下水道管と水道管の埋設位置を誤認。対策を取らずに工事し、壊したという。
破損場所から500メートル離れた境港市の食品製造会社に汚水が流入。製品の廃棄が発生したとのこと。