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農業用水路に高濃度の消毒液 下水処理場から流れ込む/熊本

 2021年(令和3年)5月24日にTKUテレビ熊本は、熊本市は西区にある下水処理場から殺菌処理に使う薬品が漏れ、隣接する農業用水路に流れこんだと23日発表した、と伝えた。
 熊本市上下水道局によると、22日午後6時ごろ、熊本市西区蓮台寺にある『中部浄化センター』で消毒用の次亜塩素酸ナトリウムが配管から漏れているのを職員が発見。23日、水で洗い流したところ大腸菌などの殺菌を行う『滅菌池』に流れ込み、隣接する農業用水路に流れ出たとのこと。
 通常は基準値以下の濃度の処理水を水路に流しているが、今回、一時的に濃度が上がり水路に生息する魚など約140匹が死んだとのこと。
 熊本市は、水路の水の入れ替えを行い、現在は基準値に戻っているが、水田などに影響がないか今後調査を行うとしており、「職員の認識の甘さが招いた。教育を徹底し再発防止に努める」とコメントしている。

ニュース資料:2021年(令和3年)5月24日(月)TKUテレビ熊本

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