門川町の温泉施設でレジオネラ菌/宮崎
2021年(令和3年)3月12日にNHK NEWS WEB(宮崎)は、門川町(東臼杵郡)が運営する「かどがわ温泉心の杜」の浴槽から、基準値を超えるレジオネラ菌が検出され、町は施設の営業を休止して原因を調べている、と伝えた。
町によると、今月3日に行った定期検査で採取した水から、県が定める水質基準の100倍の量のレジオネラ菌が検出されたとのこと。
検出されたのは、全部で11ある浴槽のうち「ジェットバス」1か所だけで、そのほかの浴槽からは検出されていないとのこと。
町では、検査結果が判明した12日午後2時すぎから、施設をすべて閉鎖して保健所と対応を協議しているが、これまでのところ利用者に健康被害は確認されていないとのこと。
この施設は、新型コロナの影響で1月20日から閉鎖していたが、先月9日に再開していた。
町では、先月9日以降に施設を利用した人で、発熱やけん怠感などの症状を感じる人は速やかに医療機関を受診し、町に連絡するよう呼びかけている。