レジオネラ菌検出の温泉営業再開「深耶馬温泉館もみじの湯」/大分
2020年11月5日にNHK NEWS WEB(大分)は、基準値を超えるレジオネラ菌が検出され、営業を停止していた中津市耶馬溪町にある市営の温泉施設「深耶馬温泉館もみじの湯」が、その後の検査で安全が確認されたとして、市は5日から営業を再開した、と伝えた。
この温泉施設では県北部保健所が行った10月の検査で、温泉水から県の条例で定められた基準値を超えるレジオネラ菌が検出された。
レジオネラ菌は幼い子どもやお年寄りなど抵抗力が低い人が吸い込むと、肺炎に似た症状を引き起こし死亡する場合もあることから、中津市では10月28日から施設の営業を休止していた。
利用者などから健康被害の報告はなかったが、その後、浴槽や温泉水を貯めるタンク、それに配管などの洗浄や消毒をした上で、再度、検査を行ったところレジオネラ菌は検出されなかったとのこと。