レジオネラ症肺炎で60代男性死亡 旅館の浴場利用/岩手
2020年9月12日にIBC岩手放送は、岩手県は11日、西和賀町の旅館の共同浴場を利用した男性がレジオネラ菌に感染し死亡したと発表した、と伝えた。
県によると、亡くなったのは県内に住む60代の男性。この男性は先月、西和賀町の高繁旅館の浴場を利用した後、レジオネラ症による肺炎で死亡した。
県が今月1日に旅館に立ち入り検査を行ったところ、浴槽水から最大で基準の6,200倍となるレジオネラ菌が検出され、遺伝子検査の結果、男性から検出された菌の遺伝子の型と一致した。
旅館では今月2日から浴場の利用を自粛している。
県内でレジオネラ菌を原因とする死者が確認されたのは、2015年6月以来。