温泉でレジオネラ菌が検出 小坂町/秋田
2020年7月9日に鹿角きりたんぽFMは、小坂町渡ノ羽(わたりのは)にある福祉施設「老人憩いの家あかしや荘」の温泉の定期検査で基準値を超えるレジオネラ菌が検出され、町は自主休業の措置をとっている、と伝えた。
利用者の健康被害の報告はないとのこと。
先月26日に町に報告された検査の結果で、男性の浴室の浴槽のお湯、女性の浴室の取水口と浴槽のお湯から、基準値を上回るレジオネラ菌が検出された。
町は、報告を受けた日の夕方から施設を自主休業にするとともに、チラシなどで利用者に知らせている。
施設ではその後、設備の点検や清掃・消毒を行い、今月2日に行った検査の結果が近く判明し、菌が死滅していれば営業を再開することにしている。
施設は町の所有で、温泉は誰でも利用でき、町によると1日平均で70人ほどの利用があるとのこと。