レジオネラ菌で温泉施設休館/広島
2020年6月30日にNHK NEWS WEB(広島)は、広島市佐伯区湯来町にあるプールや温泉が入る市の施設「広島市クアハウス湯の山」で基準を超えるレジオネラ菌が検出され、市は29日から当面の間、臨時休館することを決めた、と伝えた。
広島市によると、半年に1度の水質検査を行ったところ、2階にある温泉から基準の8倍のレジオネラ菌が検出されたとのこと。
このため、市では安全が確保できるまで昨日から当面の間、施設を臨時休館することを決め、プールや湯船の配管などを洗浄した上で温泉を溜めて再検査をする方針。
この施設は、新型コロナウイルスの影響でおよそ1月間にわたって臨時休館していたが先月22日に再開して以降、28日までに4,659人が利用したとのこと。
市は、臨時休館中のおよそ1か月間のプールや浴槽の管理状況や再開にあたっての対応などについても調査しているということで、「配管や浴槽などの清掃・管理を徹底するよう従業員に指導するとともに再検査に向けた準備をすみやかに進めていきたい」と話している。