健康福祉施設のジャグジーから“基準値の3倍”のレジオネラ菌 6/2の営業再開後338人が施設を利用』/三重
2020年6月20日に東海テレビは、三重県志摩市の健康福祉施設、阿児健康福祉センター「サンライフあご」内にあるプールのジャグジーから基準値を超えるレジオネラ菌が検出され、18日から営業を休止している、と伝えた。
施設を管理する会社によると、6月8日に実施した水質検査でジャグジーから基準値の3倍にあたるレジオネラ菌が検出されたとのこと。
原因は現在調査中だが、この施設では新型コロナウイルスの影響で6月1日まで臨時休館し、再開前の5月30日に、ジャグジーの水を抜いて清掃・消毒をしていて、異常はなかったとのこと。
営業を再開した6月2日から検査結果が分かった18日までの間に、338人が施設を利用したが、今のところ健康被害の報告は出ていない。
この施設は、スポーツジムなどを運営する会社が管理を代行していて、18日から営業を休止している。
施設を管理する会社は22日に、高濃度塩素による消毒をして、再検査で安全が確認されたうえで営業を再開したいとしている。