レジオネラ肺炎で高齢女性死亡/千葉
2020年6月11日付け産経新聞は、千葉県は10日、市原市の無職女性(84)がレジオネラ菌の感染による肺炎で死亡したと発表した、と伝えた。
県によると、女性は老人ホームに入所中だった。
女性は先月26日以降食事が取れなくなり、28日に38度1分の熱や肺炎の症状が確認され、市内の病院に入院。検査の結果、レジオネラ菌感染が確認され、7日に死亡した。
老人ホームにはおよそ30人が入所していて、現時点でほかにレジオネラ菌に感染していると見られる人はいないとのことだが、保健所は女性が利用していた個室や浴室などを調べ感染経路の特定を急いでいる。
今年、千葉県内ではレジオネラ菌の感染がこれまでに30件報告されているが、亡くなったのはこの女性が初めて。