『あじさいの湯』からレジオネラ菌検出 60代男性が入院/熊本
2020年1月18日にテレビ熊本は、宇土市は17日夜、市の公営温泉施設「宇土市健康福祉館『あじさいの湯』」から県の簡易検査でレジオネラ菌が検出されたと発表した、と伝えた。
施設を利用した60代の男性がレジオネラ症で入院中。 宇土市によると、今月10日、県宇城保健所から「管内に住む60代の男性1人がレジオネラ症を発症した」という連絡があり、14日、水質検査をするため温泉施設から採水。簡易検査の結果、基準値を超えるレジオネラ菌が見込まれることから保健所から営業自粛要請があり、17日夜から営業を自粛している。詳しい培養検査の結果は今月21日に出る見通し。
発症した男性は現在入院中で、先月30日と今月2日に施設を利用したことが分かっている。男性の詳しい病状については保健所から説明を受けていないとのこと。
施設の運営は民間の『九州綜合サービス』に委託していて、去年3月に行った年1回の検査では異常はなかったとのこと。
宇土市は施設を利用した人で体調に異常がある人は施設に連絡し、最寄りの医療機関で受診してほしいと呼びかけ、再発防止に向け衛生管理を徹底していくとしている。