すんぷ夢ひろばを営業停止、レジオネラ菌の集団感染で 静岡市/静岡
2019年(令和元年)8月30日付け産経新聞は、入浴施設「大江戸温泉物語 すんぷ夢ひろば 天下泰平の湯」(静岡市駿河区)に入浴した男性7人がレジオネラ症を発症し、集団感染が疑われていた問題で、静岡市は30日、感染は同施設が原因と断定し、当面の間の営業停止処分にしたと発表した、と伝えた。
処分は同日付。
市によると、7月31日以降、同施設を利用した客からレジオネラ症の感染報告が相次ぎ、同施設の調査を実施。同施設から検出された菌のDNA型が患者から検出された菌のものと一致した。同施設は市保健所の要請を受け、15日から営業を自粛していた。
市は新たに50~90代の男性6人の感染が発覚したことも併せて発表。すでに発覚していた7人も含めて全員が入院したが、いずれの患者も回復傾向にあるという。