検察官も裁判官も汗だく 猛暑の中、宮崎地家裁の冷房停止 再開まで1週間以上/宮崎
2019年(令和元年)8月3日付け毎日新聞は、宮崎地家裁(宮崎市)の空調設備からレジオネラ菌が検出され、7月30日から洗浄と再検査で冷房が使えなくなっている。再開までに1週間以上かかる見込みで、近県の裁判所から借りた扇風機数10台で猛暑をしのいでいる。暑さのため期日を延期する裁判もある、と伝えた。
地裁総務課によると、定期点検をした業者から30日夕、敷地内3棟に冷風を送る冷却塔の冷却水からレジオネラ菌が検出されたと報告があった。健康被害は確認されていない。
31日から扇風機を運び込み、窓がない法廷では傍聴席や被告席の近くで大型扇風機を回している。それでも廷内は暑く、公判中、汗をぬぐう検察官に裁判官が「ネクタイ外していいんで」と声をかける一幕もあった。