入浴施設元支配人に有罪 レジオネラ菌集団感染/広島
2019年(令和元年)7月1日付け日本経済新聞は、広島県三原市の入浴施設「みはらし温泉」(閉館)で2017年にレジオネラ菌の集団感染を招き、利用客1人を死亡させたなどとして、業務上過失致死傷の罪に問われた元支配人、中島康隆被告(41)=同市=に広島地裁(冨田敦史裁判官)は1日、禁錮2年、執行猶予3年(求刑禁錮2年)の判決を言い渡した、と伝えた。
起訴状などによると、中島被告が入浴施設の清掃など必要な衛生管理を怠ったため2017年3月、入浴客らが浴槽内に増殖したレジオネラ菌に感染。50代の男性1人を肺炎で死亡させ、20人に発熱などの症状を起こさせたなどとしている。