レジオネラ菌院内感染、女性死亡 西神戸医療センター/兵庫
2019年(平成31年)3月8日付け神戸新聞NEXTは、神戸市民病院機構は8日、「市立西神戸医療センター」(同市西区)に脳梗塞で入院中の70代女性が院内でレジオネラ菌に感染し、肺炎を併発して死亡したと発表した、と伝えた。
同病院によると、女性は昨年12月に入院。免疫療法を受け、感染症のリスクが高い状態だった。
1月30日に発熱、2月1日にレジオネラ菌の感染が判明し、同月5日に死亡した。
検査の結果、女性が洗髪などで利用した個室の蛇口の湯と、女性から検出された菌が同種と分かり、院内感染と判断した。
同病院は同月19~21日、全ての患者の入浴とシャワーを中止し、給湯系統を殺菌・消毒。シャワーヘッドなども交換した。再検査の結果、レジオネラ菌は検出されず、新たな感染はなかったという。