水道水、大腸菌など6項目で検査怠る/京都
2018年10月4日付け京都新聞は、京都府八幡市は4日、水道水で月1回実施する水質検査の項目で、昨年4月から今年7月まで、一般細菌や大腸菌など6項目で検査を怠っていたと発表した、と伝えた。
市は、残留塩素など毎日行っている検査や3カ月に一度の全項目(51項目)検査で、いずれも基準を満たしていることから、安全性は保たれていたとしている。
市によると、水質検査担当職員の退職に伴い、昨年4月から京都府営水道に検査を委託したが、事務引き継ぎに不備があり、検査項目を間違え、上下水道部内の点検も徹底していなかったとのこと。
国の水道統計調査の回答作業中に判明し、9月の検査は実施した。これまで健康被害などの報告は出ていないという。