有福温泉一部浴場でレジオネラ/島根
2018年(平成30年)7月5日に島根 NEWS WEB(NHK)は、江津市にある有福温泉の公衆浴場の1つで、基準を上回るレジオネラ菌が検出され、管理する組合は4日からこの浴場の営業を休止する措置をとった、と伝えた。
レジオネラ菌が検出されたのは、江津市有福温泉町にある有福温泉の公衆浴場「やよい湯」。
浴場を管理する浜田市と江津市の組合によると、6月27日に行った年1回の水質検査で、女性用の浴場から国の基準値のおよそ4倍にあたるレジオネラ菌が検出されたとのこと。
また、男性用の浴場からも基準をわずかに上回る菌が検出された。
組合によると水質検査の後から4日までに30人がこの浴場を利用したが、これまでのところ健康被害の報告はないとのこと。
組合は4日午後からこの浴場の営業を休止し、明日、浴場の清掃をした上で再検査を行うことにしている。
有福温泉にはこの浴場以外にも2つの浴場があるが、「やよい湯」とは源泉が異なるほか、それぞれ6月中旬の水質検査で基準を満たしていることから、通常通り営業している。