砂むし会館「砂楽」7日から営業再開/鹿児島
2018年(平成30年)6月6日にMBC南日本放送は、浴場から基準値を超えるレジオネラ菌が検出され、営業を自粛していた指宿市の温泉施設・砂むし会館「砂楽」が、7日から営業を再開することになった、伝えた。
指宿市の温泉施設・砂むし会館「砂楽」では、先月5日に温泉を利用した県外の男性(60代)が肺炎になり、男性からは、病院の検査でレジオネラ菌が検出された。
その後、県が水質検査をした結果、浴場から基準値を超えるレジオネラ菌が検出され、砂楽は先月29日から営業を自粛していた。
しかし、男性と砂楽で検出された菌の遺伝子は一致せず、砂楽を運営する指宿温泉まちづくり公社がその後に行った水質検査でも菌が検出されなかったことから、砂楽は7日から営業を再開することになった。
指宿温泉まちづくり公社は「浴場の清掃や消毒回数を増やすなど衛生管理を向上し、信頼回復に努めたい」としている。