指宿市の砂むし温泉でレジオネラ菌/鹿児島
2018年(平成30年)5月29日にKTS鹿児島テレビは、指宿市の人気温泉施設「砂むし会館 砂楽」で、浴槽の水から、レジオネラ菌が検出された、と伝えた。
これを受け、砂楽は、29日から安全が確認できるまでの当面の間、営業を自粛することになった。
指宿市によると、ゴールデンウイークに指宿市内に滞在していた県外の60代の男性が、13日、レジオネラ症を発症し、その後入院しました。現在も、治療を受けているとのこと。
男性が、5日に砂楽を利用していたことから、県の加世田保健所は22日、施設の浴槽や水風呂などあわせて7カ所の水質を検査をしました。
その結果、男女それぞれの浴槽と、男性用の水風呂の計3カ所から、レジオネラ菌が検出されたとのこと。
人気施設の突然の営業自粛に、観光客からは「残念」と、落胆の声があがっています。
今のところ、入院している男性と、検出されたレジオネラ菌の因果関係はわかっていませんが、砂楽が原因と断定された場合、県は、砂楽を営業停止処分にする方針です。