レジオネラ菌集団感染で入浴施設運営会社を提訴 広島の男性/広島
2018年(平成30年)4月21日付け産経新聞は、広島県三原市の入浴施設「みはらし温泉」で昨年3月、レジオネラ菌に感染して一時意識不明となり、心身に後遺症を負ったとして、市内の自営業の男性(69)が21日までに、運営会社「森川観光グループ」(同市)に治療費など約840万円の損害賠償を求め、広島地裁尾道支部に提訴した、と伝えた。
提訴は20日付。訴状によると、男性は昨年3月17日に日帰り入浴した後、高熱を出して一時意識不明になった。回復後も頭痛やめまい、筋力の低下に悩まされ、さらに不安神経症と診断された。同社が衛生管理上の注意義務を怠ったと主張している。
森川観光グループ企画課は「訴状を見てから今後の方針を検討したい」とコメントした。