石岡市の温泉からレジオネラ菌/茨城
2018年(平成30年)4月4日にNHK(茨城NEWS WEB)は、石岡市の温泉施設からレジオネラ菌が検出され、市は3日夜からこの施設の営業を自主的に中止している、と伝えた。
レジオネラ菌が検出されたのは、市が設置した日帰り温泉施設「やさと温泉ゆりの郷」。
市によると、この施設を利用した70代の男性が体調不良を訴えて入院し、レジオネラ症の感染が疑われたことから土浦保健所が施設の水質調査を行った結果、室内の浴槽2か所からレジオネラ菌が検出されたため、市は3日夜から施設の営業を自主的に中止した。
市は、保健所から「入院した男性が施設で感染したかどうか断定できない」という報告を受けているとした上で、利用者が体調を崩した場合に連絡してもらうための窓口を市役所に設置した。
これまでに新たに体調不良を訴えている人はおらず、入院した男性も回復に向かっているとのこと。
石岡市の今泉文彦市長は「多くの人がこの施設を利用しており、今後は水質管理を徹底するなど安全対策を万全にし、再発防止に取り組みたい」と話していた。