道後温泉の足湯が利用再開/愛媛
2018年(平成30年)2月8日にNHK松山放送局は、松山市の観光名所、道後温泉の足湯は先月末、レジオネラ菌が検出され利用が中止されていたが、松山市は8日、水質調査の結果、安全性が確認されたとして利用を再開した、と伝えた。
再開されたのは、松山市の道後温泉のからくり時計がある広場、「放生園」に設置されている観光名所の足湯。
市によると、市が管理するこの足湯では先月31日、年1回の水質検査でレジオネラ菌が検出されたため、足湯の利用をいったん中止し、湯を抜いて清掃や湯がまの消毒をしたうえで今月上旬、再び水質検査を行った結果、レジオネラ菌は検出されなかったとのこと。
このため、市は、安全が確認されたとして、8日正午から8日ぶりに足湯の利用を再開した。
足湯については、「公衆浴場法」の対象外で水質管理の基準はないが、市は、今後、これまで1日1回だった水質の調査を1日3回に増やし、衛生管理を徹底していくことにしている。
松山市観光・国際交流課は、「安全性が確認できたので、多くの人にまた利用してほしい。今後も安心して使ってもらえるよう厳しい基準で管理したい」としている。