レジオネラ菌集団感染の温泉施設 営業禁止処分解除へ/広島県
2017年(平成29年)12月27日に広島テレビは、レジオネラ菌の集団感染で入浴客1人が死亡した三原市の温泉施設「みはらし温泉」について、三原市などで作るレジオネラ症集団感染対策検討委員会は、早ければ来年2月上旬に営業停止処分を解除することにした、と伝えた。
今年3月、「みはらし温泉」で集団感染が起き、50歳代の男性入浴客1人が死亡し、57人が発熱などの症状を訴えたため、三原市は3月に施設を営業停止処分とした。
三原市と県の職員が出席したこの日の検討委員会では、「みはらし温泉」が提出した風呂のろ過器を交換することや衛生チェックを外部に委託することなど25項目の改善報告について検証したところ、改善の内容は適当と認められました。
改善報告を受け、三原市では年明けに水質検査を実施し、水質に問題がなければ、来年2月上旬にも営業停止処分を解除することにした。