長期休止中の温泉、来年2月にも再開―寒河江市施設/山形
2017年(平成29年)12月7日付け山形新聞は、寒河江市白岩にある市老人福祉センターの浴槽水で今年7月、基準値を超えるレジオネラ菌が検出され、温泉施設の使用が長期間中止されていることを受け、市は6日、来年2月上旬にも再開させることを明らかにした、伝えた。
市は菌が侵入したとみられる源泉貯水槽マンホールのかさ上げなど対策工事を施し、今年8月中旬に利用再開できるとしていた。しかし、同月16日の村山保健所の検査で女湯の洗い場から基準値を超えるレジオネラ菌が検出されたため再度、対応策を検討。源泉水だった洗い場の水を水道水に切り替え、塩素濃度などの管理を強化することを決めた。
佐藤洋樹市長は、この日の市議会12月定例会の一般質問で「休止が長期間にわたり、大変申し訳ない」と陳謝した。