レジオネラ菌、基準値の50倍 六ケ所の温水プール/青森
2017年(平成29年)11月2日付けデイリー東北は、六ケ所村教委は2日、今年6月に開設した「村立屋内温水プール」で、基準値の50倍に当たるレジオネラ菌が検出されたと発表した、と伝えた。
施設は1日から営業停止としている。健康被害は確認されていないとのこと。
施設の指定管理業者のNPO法人村体育協会によると、検出された水はプールの保守管理業者がろ過器点検の一環で、9月26日に25メートルプールから採取。
東京の検査機関で調べた結果、100ミリリットル中500個(基準値は10個未満)が検出され、村体協は10月31日に報告を受けた。
村体協は、「毎日4回行っている残留塩素濃度の検査ではレジオネラ菌の死滅に有効とされる濃度だった」と説明。原因の特定は難しいとしている。
今後、ろ過器や配管を洗浄する。プールの再開は再検査で安全性が確認された後で、2週間先となる見込み。トレーニングルームのみ4日から再開する。