三原のレジオネラ感染 温泉改善計画、対策委が了承/広島
2017年(平成29年)9月1日付け毎日新聞は、「みはらし温泉」(広島県三原市須波ハイツ1)でのレジオネラ症集団感染で、市と県でつくる対策検討委員会(委員長・平岡雅男市生活環境部長)は31日、市内で第2回会合を開き、温泉側が営業再開に向けて提出した改善計画を適当と認めた、と伝えた。
温泉側は今後、改善計画に基づき設備などを改修。委員会は完了後に報告書の提出を求め、11月末ごろに検証や水質検査をする。平岡委員長は「改善計画が完全に実行されれば、再発防止は図られる」との考えを示した。
委員会は温泉4階のアイテム風呂を汚染源と推定するとともに、25項目の問題点を指摘。温泉側は各項目について、排水を促すドレン(排水管や排水溝)の新設や衛生管理運営要領の作成などを盛り込んだ改善計画(A4判、6ページ)を8月21日に提出していた。