レジオネラ菌の集団感染 対策を議論/広島
2017年(平成29年)7月13日に広島ホームテレビは、1人が死亡した三原市の温泉施設『みはらし温泉』でのレジオネラ菌の集団感染につき、ジェット水流つきの浴槽が感染経路の可能性があると市などの委員会があきらかにした、と伝えた。
3月に発生したレジオネラ菌の集団感染では58人が感染し50代の男性が死亡。三原市は『みはらし温泉』に対し営業停止命令を出している。
三原市と県が設置した対策検討委員会は13日、ジェット水流設備が備えられているアイテム風呂が感染経路だと推定した。
配管や浴槽内に完全に排水できない箇所があったことや湯の交換頻度が県の条例を満たしていなかったことなどが感染原因に考えられるとしている。
委員会は、『みはらし温泉』に対し1カ月後を目途に改善計画書の提出を求めるとのこと。