レジオネラ菌集団感染 月に1度しか「湯」を入れ替えず/広島
2017年(平成29年)7月13日にテレビ新広島は、今年3月に三原市の温浴施設『みはらし温泉』で発生したレジオネラ菌の集団感染は、施設が水の入れ替えを怠るなど衛生管理上の不備が感染の主な原因になったことがわった、と伝えた。
感染原因を調べている委員会では、調査の結果から感染源を『アイテム浴槽』と呼ばれる浴槽と特定した上で、施設が水の入れ替えを月に1度しか行っていなかったり、完全に排水を行わなかったことが集団感染の原因になったとした。
『みはらし温泉』では今年3月、利用客58人がレジオネラ菌に感染し、男性1人が死亡した。検討委員会は今後、施設に改善計画の提出を求め、営業再開を判断する予定とのこと。