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秩父の温泉施設「祭の湯」で基準超のレジオネラ属菌検出／埼玉

　2017年（平成29年）5月21日付け東京新聞は、4月下旬、秩父市にオープンした温泉施設「西武秩父駅前温泉　祭の湯」の露天風呂の湯から、基準値を上回るレジオネラ属菌が検出された。運営する西武レクリエーションが19日夜、発表した、と伝えた。
　安全が確認できるまでの間、温泉エリアの営業を休止する。物販エリアとフードコートはこれまで通り営業する。
　同社によると、外部検査機関が8日の男女露天風呂の水質を検査したところ、厚生労働省の基準値（100ml当たり10CFU未満）を上回る10CFUのレジオネラ属菌を検出。水源はいずれも沸かし湯で、地下の源泉から取水する露天の岩風呂は基準値を下回った。今のところ、利用者から体調不良を訴える声は寄せられていない。
　祭の湯は地上2階建てで延べ約4,000平方メートル。西武秩父駅に隣接し、秩父地域の新しい観光の目玉として注目を集めていた。
　同社の担当者は「お客さまと関係の皆さまに多大なご迷惑とご心配をおかけし、深くおわび申し上げます」とコメントしている。
　市保健所が11日に定期検査。18日に基準値の2倍のレジオネラ属菌が検出された。

　西武鉄道（西武レクリエーション）のホームページはここをクリック

ニュース資料:2017年（平成29年）5月21日（日）東京新聞

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