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レジオネラ症感染者、今年も前年を上回る報告数に要注意!!(随時更新)

みはらし温泉営業停止 三原市、入浴施設処分/広島

 2017年(平成29年)3月29日付け中国新聞アルファ放送は、三原市の温泉宿泊施設「みはらし温泉」でレジオネラ菌の集団感染が発生し、入浴客1人が死亡した問題で、市は28日、運営する森川観光(同市)に日帰り入浴施設の営業停止を命じた、と伝えた。
 広島県の検査で、基準の11倍のレジオネラ菌が検出された。
 患者はこの日、4人増え、死亡した1人を含め計50人となった。
 患者50人のうち現在、入院中は43人。全国水利用設備環境衛生協会(東京)によると、公衆浴場での同菌の集団感染の患者数としては、最近10年間では全国最多という。
 県の検査で、浴槽の水から検出した菌と、患者の菌の遺伝子型が一致した。水からは、基準(100ミリリットル当たり10個未満)の11倍に当たる、100ミリリットル当たり110のレジオネラ菌を検出した。
 営業停止の期間は、菌が検出されないことを市が確認するまで。県によると、公衆浴場法に基づく行政処分は県内で初めて。
 同社は、浴槽の水を抜いた清掃など衛生管理の不備を認めている。市は管理体制の見直しを含めた改善計画書の提出を求めている。

 広島県のホームページはここをクリック

ニュース資料:2017年(平成29年)3月29日(水)中国新聞アルファ