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レジオネラ症感染者、今年も前年を上回る報告数に要注意!!(随時更新)

温泉施設でレジオネラ菌/長崎

 2017年(平成29年)3月18日にNHK長崎放送局は、南島原市の福祉センターの温泉施設から国の基準を超えるレジオネラ菌が検出され、施設を管理する社会福祉協議会は、安全が確認されるまで、施設の利用を中止するとしている、と伝えた。
 基準を超えるレジオネラ菌が検出されたのは、南島原市布津町にある市の福祉センター「湯楽里」です。
 施設を管理する市の社会福祉協議会によりますと今月8日の温泉の水質検査で家族風呂の4つの浴槽から最大で国の基準の7倍のレジオネラ菌が検出されたことが17日わかったということです。
 レジオネラ菌は風呂の湯などで繁殖し、幼児や高齢者など、抵抗力の弱い人が吸い込むと、肺炎などを引き起こし、死亡する場合もあります。
 これまでに健康被害の報告はないということですが、社会福祉協議会では、健康に異常を感じた利用者は、医療機関を受診するとともに、施設に連絡するよう呼びかけています。
 協議会では、今後、濃度の高い塩素を使って清掃を行う予定で、その後の再検査で安全が確認されるまで施設の利用を中止するとしています。
 南島原市社会福祉協議会は、「衛生管理が甘かった。保健所や市の指示に従って管理を徹底し、安全で安心な施設にしていきたい」と話しています。

ニュース資料:2017年(平成29年)3月18日(土)NHK長崎放送局