出水市の温泉施設でレジオネラ菌検出/鹿児島
2016年(平成28年)5月6日にMBC南日本放送は、出水市の温泉施設からレジオネラ菌が検出され、県はこの施設に営業停止命令を出した、と伝えた。
県生活衛生課によると先月25日、県内の50代の女性からレジオネラ菌が検出されたと医療機関から届出があった。
女性は出水市の「天然温泉ぬくもりの湯」を利用したとみられることから、川薩保健所が施設の調査を行ったところ、3か所から最大で基準値の27倍のレジオネラ菌が検出されたとのこと。
女性は現在も入院中で、県は、6日付けでこの施設に営業停止命令を出した。 レジオネラ菌の検出で県内の温泉施設に営業停止命令が出されたのは13年ぶり。
「天然温泉ぬくもりの湯」は今月4日から営業を自粛し、施設の清掃や配管の洗浄を行っており、県の再検査で水質基準を満たせば今月17日から営業を再開する予定とのこと。