レジオネラ菌でプール使用中止/岩手
2016年(平成28年)2月16日にNHKニュースは、奥州市にある屋内プールで施設の基準を超えるレジオネラ菌が検出され、運営する奥州金ケ崎行政事務組合はこのプールの使用を16日から、安全が確認されるまで中止することを決めました、と伝えた。
営業中止になったのは奥州金ケ崎行政事務組合が運営する奥州市水沢区の胆江地区広域交流センターの屋内プール。
事務組合によると、2月10日に行ったプールの水質の定期検査で施設の基準の10倍のレジオネラ菌が検出されたとのこと。
レジオネラ菌は、肺に入ると高熱が出たり呼吸に障害を起こしたりするおそれがあるため、事務組合では16日からプールの使用を中止した。
このプールは、縦およそ20メートル、横およそ10メートルのだ円形のプールで、ふだんは高齢者の利用が多いということだが、これまでのところ健康被害の報告はないとのこと。
事務組合は施設の消毒などを行って、安全が確認されるまで使用中止を続けるということで、営業再開には少なくとも1週間かかるという。