今年も過去最多の報告数があった昨年(1,236名)を上回るペースの報告があります!!
予防に努めましょう!!
レジオネラ菌感染の男性死亡/岩手
2015年(平成27年)6月2日にNHKニュース盛岡放送局は、盛岡市の銭湯の浴槽から基準を600倍上回るレジオネラ菌が検出された問題で、この銭湯を利用しレジオネラ菌に感染した70代の男性が2日朝、死亡した、と伝えた。
一方、保健所はこの銭湯がレジオネラ菌の集団感染の原因と断定し、60日間の営業停止を命令しました。
この問題は、盛岡市向中野の「銭湯岩手山」を今年4月から5月にかけて利用した人がレジオネラ菌に感染し、肺炎や発熱などの症状を訴えたもの。
盛岡市保健所によると、この銭湯を利用した50代から80代の男女12人がレジオネラ菌に感染し、9人が入院していたが、このうち盛岡市の70代の男性が2日朝、死亡したとのこと。
保健所の調べで、この銭湯の男性用の浴槽からは基準を600倍上回るレジオネラ菌が検出されているが、銭湯で検出された菌と患者の菌について遺伝子のパターンが一致したとのこと。
盛岡市保健所は、この銭湯がレジオネラ菌の集団感染の原因と断定し、法律に基づいて6月1日から7月30日までの60日間、営業停止を命令した。
保健所ではこの銭湯を利用して体調が悪い人は速やかに医療機関を受診するよう呼びかけるとともに、銭湯に対して衛生管理の徹底などを指導することにしている。