今年も過去最多の報告数があった昨年(1,236名)を上回るペースの報告があります!!
予防に努めましょう!!
銭湯でレジオネラ菌 7人入院/岩手
2015年(平成27年)5月25日にNHKニュース盛岡放送局は、盛岡市の銭湯を利用した50代から80代の男女7人が肺炎や発熱の症状を訴えて入院しレジオネラ菌が検出されたことから、保健所はこの銭湯に対して営業自粛を要請すると共に体調が悪い人はすみやかに医療機関を受診するよう呼びかけている、と伝えた。
盛岡市保健所によると、5月14日から25日にかけて盛岡市内の病院から50代から80代の男女7人がレジオネラ菌に感染していると届け出があったとのこと。
保健所が調べたところ、7人は、いずれも4月下旬から5月中旬にかけて盛岡市向中野の「銭湯岩手山」を利用したあと肺炎や発熱の症状を訴えて入院していることが分かった。
検査の結果、7人はいずれもレジオネラ菌に感染していたということで、現在も病院で手当てを受けている。
保健所が立ち入り検査を行ったところ、女性用の浴槽からは基準のおよそ7倍、男性用の浴槽からは基準を600倍上回るレジオネラ菌が検出されたということで、「銭湯岩手山」に対してレジオネラ菌が基準を下回るまで営業を自粛するよう要請し、感染経路を詳しく調べている。
レジオネラ菌は乳幼児や高齢者など抵抗力の弱い人が感染しやすい傾向にあり、潜伏期間は2日から10日間とされていることから、保健所ではこの銭湯を利用して体調が悪い人はすみやかに医療機関を受診するよう呼びかけている。