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水道消毒剤納入代金水増し請求:山中湖村訴訟 業者に7,050万円支払い命令/山梨
2015年(平成27年)2月25日付け毎日新聞は、山中湖村の簡易水道の消毒剤納入代金を水増し請求されたとして、村が業者に約2億6,300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、甲府地裁(佐久間政和裁判長)は24日、被告に7,050万円の支払いを命じた、と伝えた。
訴状などによると、村は水道の滅菌用の薬品塩素の納入を業者に依頼。しかし、業者は使用量を超えた薬品代を請求していたことから、村が過払い分などの返還を求めていた。
判決によると、納入現場への立ち会いがなかったことなど村側の対応が「被告らの上乗せ請求を助長している面もある」などと減額した理由を述べた。原告側の高村文教村長は「事件の発生を防止できず、行政への信用を失墜させた。職員の注意不足と事務怠慢により減額となったことは、真摯(しんし)に受け止めなければならない」とコメントを出した。今後、村では控訴を含めて検討するという。