今年も過去最多の報告数があった昨年(1,111名)を上回るペースの報告があります!!
予防に努めましょう!!
千葉海保 不二サッシを捜索 東京湾に違法排水容疑
2014年(平成26年)9月2日付け毎日新聞は、国の排水基準を超える水素イオン濃度(pH)の廃水を東京湾に流したとして、千葉海上保安部は2日、水質汚濁防止法(排出基準)違反の疑いで東証2部上場のアルミ製造・販売「不二サッシ」(川崎市)の千葉工場(千葉県市原市)の捜索に乗り出した、と伝えた。
同保安部は違法排水を複数回確認しており、同社が日常的に行っていた可能性があるとみて関係者への聴取を進めるとみられる。
関係者によると、同社は排出量に制限があるpH値を大幅に上回る強アルカリ、強酸性などの廃水を流していたとされる。適正な中和処理をしなかったために、アルミニウムの加工工程などで使用される化学物質が混ざっていた可能性があるという。
有価証券報告書などによると、同社は住宅、ビルの窓枠やアルミ材の生産・販売事業を展開。昨年度のサッシやアルミ材の売上高は約935億円で全体の約9割を占めた。1965年完成の千葉工場は従業員約110人。
東京湾への違法排水を巡っては、鉄鋼大手のJFEスチール東日本製鉄所千葉地区(千葉市)が2005年10月、シアン化合物を含む汚染水を流したとして社員3人が略式起訴されている。水質汚濁防止法に違反した場合、6月以下の懲役や罰金が科される。