レジオネラ菌検出、浴槽使用中止 岡山の瀬戸町健康福祉の館/岡山
2014年(平成26年)8月27日付け山陽新聞は、岡山市は27日、瀬戸町健康福祉の館(同市東区瀬戸町下)の浴槽で国の基準値を超えるレジオネラ菌を検出したと発表した、と伝えた。
同日から浴槽の使用を中止した。
同館は市有施設。市社会福祉協議会が通所介護(デイサービス)で使っている。
市などによると、18日に行った定期水質検査(年2回)で、100ミリリットル中10CFU(菌の塊の単位)未満の基準値に対し、10CFUのレジオネラ菌が検出された。
市から連絡を受けた市社協は26日に浴槽や配管を洗浄し、27日に高濃度塩素で消毒した。
市は同日、再検査を実施しており、結果で安全性を確認できれば使用再開の時期を決める。
基準値を依然上回った場合は洗浄、消毒を繰り返す。
浴場はデイサービス利用者が入浴している。18日以降、延べ約100人が利用したが、健康被害は確認されていないという。