県営温水プールでレジオネラ菌/岩手
2013年(平成25年)10月10日にNHKニュース(盛岡放送局)は、雫石町にある県営の屋内温水プールで感染すると肺炎を引き起こすおそれがあるレジオネラ菌が検出されたため9日から営業を停止しています、と伝えた。
レジオネラ菌が検出されたのは雫石町長山の県営屋内温水プール「ホットスイム」です。 岩手県によりますと、このプールには競泳用の50メートルプールとファミリー用の流れるプールなどがありますが、このうちファミリー用のプールで9月26日に年1回の定期検査で採取した水から、100ミリリットルあたり10個のレジオネラ菌が検出されたということです。
国の法律で、温水プールでのレジオネラ菌の規定はありませんが公衆浴場などの基準は超えているため岩手県は念のため9日から競泳用も含めてプールの営業を停止しました。
レジオネラ菌は菌に汚染された細かい水滴を吸い込むと、抵抗力の弱い人は肺炎を引き起こすおそれがあります。
県営屋内温水プールでは、9月26日から10月9日まで通常通り営業していましたが、これまでのところ、体調不良などを訴える人はいないということです。
県では、原因を調べるとともに清掃などを行い、問題ないことを確認するため111月いっぱいまで県営屋内温水プールの営業を停止することにしています。