玉東町入浴施設 レジオネラ菌/熊本
2013年(平成25年)9月7日(土)にNHKニュース(熊本放送局)は、玉東町の入浴施設「ふれあいの丘交流センター」で基準を超えるレジオネラ菌が検出され、町では施設の営業を自粛するとともに施設を利用した町民に病院での検査を呼びかけていると、伝えた。
レジオネラ菌が検出されたのは玉東町が運営する入浴施設「ふれあいの丘交流センター」。
町によると、8月20日に浴槽の湯を採取し検査を行った結果、9月4日に男湯の露天風呂など4か所の湯からレジオネラ菌が検出された。
このため町では玉名市の有明保健所に届け出るとともに、6日夜と7日朝の2回、町の有線放送を通して施設を利用した人に念のため病院で検査を受けるよう呼びかけた。
現在のところ、利用者から体調の悪化などを訴える報告は届いていないとのこと。
町では6日から施設の営業を自粛して浴槽の湯の再検査を行っており、今後の営業については再検査の結果が判明する今月14日以降に決めたいとしている。
玉東町のふれあいの丘交流センターは平成11年にオープンし、これまでレジオネラ菌が検出されたことはなかったとのこと。
玉東町保健介護課の深本浩課長は、「温泉を利用した人で特に高熱や風邪などの症状がある人は、病院を受診してほしい」と話している。