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2施設で「温泉」不当表示、消費者庁など改善命令/福岡

 2013年(平成25年)6月5日付け読売新聞は、消費者庁と公正取引委員会は4日、「グランドホテル樋口軒」(福岡県筑後市)と「まむし温泉」(同県糸島市)が、温泉に関する不当表示をしていたとして、景品表示法違反(優良誤認)で両社に表示の改善を求める措置命令を出した、と伝えた。
 公取委九州事務所によると、樋口軒は自社や旅行情報のウェブサイトなどで、「炭酸泉はポカポカと体の芯から温めてくれる温泉」などと記載していたが、温泉の成分を調べたところ環境省の指針による炭酸泉の基準を満たしていなかった。
 まむし温泉は、温泉法で定める基準を満たしていない井戸水を沸かしていた。
 既に樋口軒は炭酸泉の表示をやめており、まむし温泉は施設名を「まむしの湯」に改める方針。

ニュース資料:2013年(平成25年)6月5日(水)読売新聞