下水道使用料1.5億円免れる「天下一品」本社工場/滋賀
2013年(平成25年)4月19日付け朝日新聞デジタルは、大津市は19日、ラーメンチェーン「天下一品」を展開する天一食品商事の本社工場(同市大江8丁目)が下水道を不正に使い、約1億5,775万円の支払いを免れていた、と発表した、と伝えた。
市は条例に基づく過料と合わせ、計4億7,325万円の支払いを求めている。
同社は取材に「担当者が新しい井戸の検針を怠った」と説明。全額を支払う方針という。
大津市によると、同社は2009年4月に本社工場に井戸を掘った。
しかし、市に下水道の使用水量の変更を届け出ず、今年1月まで実際より約36万2千立方メートル少なく報告していた。
昨年12月に他社の工場が近くに建設されるのに伴って市が下水道を調査したところ、報告量の約4倍の排水が流れていることが分かった。