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レジオネラ菌検出で営業停止 日高市/埼玉

 2012年(平成24年)12月27日にNHKニュースは、埼玉県日高市にある温泉施設の利用者が肺炎や呼吸困難などの症状を訴え、施設の浴槽からレジオネラ菌が検出された問題で、埼玉県は浴槽の菌と患者から検出された菌の遺伝子の型が一致したとして、この施設が原因の集団感染と断定し、施設に対して営業停止命令を出した、と伝えた。
 営業停止命令を受けたのは、日高市にある「サイボク天然温泉『まきばの湯』」を運営する「埼玉種畜牧場」。
 先月末から今月中旬にかけて、この施設を利用した50代から80代までの男女あわせて8人が、肺炎や呼吸困難などの症状を訴え、埼玉県が立ち入り調査を実施したところ、施設の浴槽からレジオネラ菌が検出された。
 埼玉県によると、8人のうち5人は今も入院し、このうち1人は症状が重いが、命に別状はないとのこと。
 県のこれまでの調査で、浴槽の菌と患者2人から検出された菌の遺伝子の型が一致したということで、県はこの施設が原因の集団感染と断定し、27日、施設に対して営業停止命令を出した。
 「埼玉種畜牧場」の笹崎静雄社長は、「多くの皆様にご迷惑をおかけし深くおわび申し上げます。何よりもまず、お客様の1日も早い回復を願っております」というコメントを出した。

ニュース資料:2012年(平成24年)12月27日(木)NHKニュース